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記憶の仕方


春期講習で行ったHR第4弾
「記憶の仕方」について紹介します。

このお話の前日には、脳のゴールデンタイムのお話をしました。
脳の働く時間に合わせ、自分の生活を見直すことで、脳の機能を最大限利用して学習効果を高めようというようなお話でした。
今日は、脳に記憶させる方法はどのような方法がいいのか考えてみましょうという話をしました。
暗記に適した時間として、起きてすぐの時間がよく言われます。その理由は、起きてすぐの時間帯は、
  • 脳の記憶できる容量が最大になっている
  • 脳は空腹時に記憶力が高まる
  • 時間制限のある朝は集中力が高まる
  • 脳の思考や判断力の機能は午前中が高い

などが挙げられ記憶に適した時間とされています。

確かに脳の記憶容量は朝が最大になっているはずです。
なぜならば、脳は記憶に関する仕事を体が寝ている間に行うからです。
ならば、記憶の仕事に合わせ、記憶しやすいように準備しておくことが肝要かと思います。
記憶に関しては、記憶を整理する時間帯は繰り返し述べているように、22時から26時の間。プラスの感情と共に記憶すると鮮明な記憶になる。新鮮な記憶ほど、長期記憶となりやすい。といったことがわかっているようです。
また、就寝時に脳を興奮状態にすると、なかなか寝付けず脳自体が疲れてしまうため、記憶の整理がうまく行われないとも言われています。
つまり、寝る前には1日を振り返ったり、暗記ものの学習をしたりするのが良く。寝る間際までスマホを見たり、SNSをしていたり、テレビを見たりすることは、絶対に避けた方が良いということになります。
そうすることによって、寝る前の時間帯は、暗記の時間ということができます。
暗記の方法については、様々な方法が書籍などで紹介されています。人の数ほどあるといってもいいかもしれません。つまり人それぞれで、その人に合った方法をいかに早く見つけるかということだと思います。
しかしひとつだけ言えるとしたら、暗記しなくてはいけないことを、いかに強く意識して暗記学習を行えるかが、暗記の方法と言えるのではないかと思います。
つまり、何となく、暗記しなくては、勉強しなくてはと学習を進めると、その目的意識が薄いため学習効果も十分に得ることができないと思います。

そこで、まずはアウトプット。つまり問題を解くことから入るのが良いと思います。
漢字や英単語にしても、まずはドリルなどの問題を解き、正答できなかったところを中心に覚えるといった方法で学習を進めるのが良いと思います。

もう一つおススメできることとして、3回ずつを3回繰り返すということを勧めます。
脳の記憶の整理の仕方として、新鮮な記憶ほど長期記憶に入りやすいというものがあります。
それを利用して、授業等で先生が大事といったことや、授業で印象に残ったことなどを帰り道などで思い出しながら、3回言ってみる。そこで言えたら夜寝る前に思い出して3回言ってみる。言えない時は、ノートや教科書を見返して思い出してみる。そして、3日後に再再度3回言ってみる。そこで言えればしっかりと覚えられたと言える。
これが思った以上に効果があるかもしれません。ぜひお試しあれ。