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変わる大学入試


小学校の学習内容から大学入試まですべてが変わる!

戦後最大級ともいわれている教育改革がすぐそこまで来ています。その目的は、変化の激しい今の世の中、これからの日本を支える人材の育成にほかなりません。小学校の学習内容から大学入試まですべてが変わるといっても過言ではない変革です。まずは、いつ何が変わるのかを見てみましょう。

20年度から学習指導要領が順次実施されていくのがわかりますね。しかも20年度には、大学入試が、共通丁ストに変わります。入試が変わるということは、それまでについた学力の測り方が変わるということです。
つまり測り方が変わるということは、そこまでの学習内容も変わっていると言えます。20年度に大学入試が変わるということは、現在学校で学習している内容がすでに大きく変わっているということです。22年度以降にはさらに測り方が変わることも予想されます。

思考・判断・表現を重視

では、何がどう変わったのでしょうか?簡単に言ってしまえば、知識・技能だけではなく、思考・判断・表現力を重視した入試に変わります。具体的には、国語・数学で記述式問題が入ってきます。また、英語では4技能が測られるようになり、民間資格・検定試験の結果が使われるようになります。国語や数学で記述式問題が入るのは、単に知識を測るだけではなく、多様なテキストを読み取り、解釈し、複数の情報を組み合わせて新しい考えをまとめていく、思考カ・判断カ・表現力「も」評価されるからです。英語では、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能が測られるようになります。さらに民間資格・検定試験の検定結果が、大学側に提供されるようになります。資格を持っていない、合格できていない場合には、高校3年生の4月から12月に2回まで受験が可能です。また、大学入試でも高校の調査書が重視されるようになります。

今のうちから内申アップのコツを

「も」を強調した意味は、思考カ・判断カ・表現力を測るということが強調されているために、学校の授業で話し合い活動や発表活動が重視され、知識が軽視されている傾向への警笛です。しっかりとした知識無くして、思考を深めたり、伝えたりはできません。自分が獲得している知識を、筋道を立て、伝えるべきことを明確にし、相手に伝わるように伝える力が測られるのです。その学習の様子や学校生活の記録が調査書になります。ある意味、内申書です。高校に行ってから焦らないように、今のうちから内申アップのコツをつかみ、英検やTOEIC等の民間検定試験資格は早めに獲得していた方が絶対に有利ですね。